私が1999年にパンダの里親となり、「古古」と命名したパンダが、5月18日に、北京動物園のパンダ舎敷地内で侵入者を噛んだらしいです。
今回で4度目になりますが、本当は、心優しいパンダなんですよ。触ったり、写真を撮りたい気持ちはわかるんだけど・・・いやはや。
それにしても、古古は、侵入者や酔っ払いを絶対に許せないみたいですね・・・
早く四川省のパンダ基地にもどしてやって欲しいですが、まだ任期が残っているので、まだ当分は北京暮らしです。
Panda bites man, again
http://english.people.com.cn/90882/7821524.html
▼レコードチャイナ(日本語)
http://sp.recordchina.co.jp/news.jsp?id=61446
▼WikiPedia(英語)※これまでのことについても記載があります。
http://en.wikipedia.org/wiki/Gu_Gu
.
.
2012年05月23日
また「古古」(GuGu・グーグー)が侵入者を噛んだようです!
posted by パンダ所長 at 09:50| Comment(2)
| 所長のつぶやき

昨日のニュースを見て、所長さんが苦悩されているのではないかと思っておりました。
4回もこんな事が起こるなんて日本では考えにくいのですが、立地や警備などどうなのでしょう?
一部ニュースで前科者のように表現されているのは悲しいです。
古古が人間に対するトラウマになってしまわないか心配です。
無事任期を終えてくれることを願います。
古古、旦旦のお婿さんに神戸においで!
ニュースの北京動物園の写真を見ると、柵のあたりに鉄条網が張られて、以前よりは対策をとっているようなんですが、北京動物園の屋外展示エリアって、(以前も指摘しましたけど)柵との間の溝=堀が浅いままのようなので、いくら鉄条網が設置されていても、ジャンプして入れそうに思えるのが良くないんじゃないでしょかね。溝を深く掘って、もうちょっと心理的に侵入しづらくすべきじゃないのかな。(こんなことを書くと、また北京動物園の偉い人が怒って、クレームのコメントが送られてきそうだけど)何度も同じことが起こるのは、マナーだけの問題ではなく、動物園側の管理運営体制の問題でもあるんだから、北京動物園の管理者には更なる改善策を望みたいです。(誰が悪いのか、というような"わるもの"探しをするのではなく・・・)
だって、噛んだパンダも、噛まれた人間も、動物園の管理者も、このニュースを聞いたパンダファンも、みんな心が痛くなる(不幸な)ことだと私は思うんです。
「古古」は、今年の9月で13歳のオヤジだし、聞くところによると「古古」は、草食系男子らしいので、お婿さんには無理みたいです。あぁ残念〜