2009年08月19日

シェーンブルン動物園(オーストリア)、ベルリン動物園(ドイツ)

パンダ研メンバーの「ぱんだ子」さんが、ウィーンとベルリンの
パンダたちに会って来られました。写真をお送りいただいたので、
掲載させていただきます。訪問されたのは、2009年3月。
※3月7日シェーンブルン動物園 ※3月15日ベルリン動物園
以下は、「ぱんだ子」さんの写真とコメントです。
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001-longhui-franz.jpg

▲シェーンブルン動物園のお父さんパンダ「ロンフィ」です。
雄にしては小柄です。野外運動場も室内も2つに区切られており、
ロンフィ、ヤンヤン・フーロンという風に分かれています。

002-baobao.jpg

▲ベルリン動物園の「バオバオ」さんです。
30歳になる長老パンダですが、年齢の割に元気に動き回り、
ご飯もたくさん食べていました。写っている林檎、スイカの他に
笹、ドーナツ、ニンジンを食べていました。
ご飯は、お客さんのうち一人が代表で、直接、窓からあげる事が
できました。(この時は、小さな女の子が選ばれていました。)
スイカは、皮だけ残してきれいに食べていました。

※「バオバオ」推定1978年生まれ オス
http://www.zoo-berlin.de

003-yangyang-sisi.jpg

▲シェーンブルン動物園のお母さんパンダ「ヤンヤン」です。
ウィーンでは「ロンフィ」と「ヤンヤン」は、フランツ・ヨーゼフ
二世と王妃エリザベートのカップルに例えられており、フランツ・
ヨーゼフ、エリザベートのニックネームで呼ばれているそうです。
(注1)
004-yangyang-sisi.jpg

▲シェーンブルン動物園。
この日は、「ヤンヤン」は野外の運動場の池付近を何回もぐるぐる
回って水を何回も飲んでいました。
写真の背後に小さく「フーロン」が写っています!

005-fulong.jpg

▲シェーンブルン動物園の「フーロン」です。
まだ、たどたどしい歩き方で、お母さんの後をついて歩く姿も見ら
れました。お母さんにじゃれたり、母子で大変仲が良かったです。

シェーンブルンでもベルリンでもパンダは大人気で、
たくさんの人が周りに集まっていました。
住んでいる場所も広くて、みんな快適そうに暮らしていました。
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以上、「ぱんだ子」さんからの報告でした。


●「ぱんだ子」さん、ありがとうございます!
「フーロン(福龍)」は、今年の今週末の日曜日(8/23)で2歳に
なりますね。今年の誕生会がウィーンでの最後になるのでしょうかね〜
★シェーンブルン動物園のサイトに誕生日の告知が出ています!
http://www.zoovienna.at/
http://www.zoovienna.at/images/flgfp_b.jpg

(注1)シェーンブルン動物園でのパンダの愛称は下記の通り。
※「ロンフィ」→「Franzl(フランツ)」2000年9月26日生オス
※「ヤンヤン」→「Sissi(シシィ)」2000年8月10日生メス
こんな看板があります。
▼下記の写真は、ぱんこうさんが2005年に撮影
2005pankou.jpg


●さらに、現地の名前に関して、付け加えておきますと・・・
タイ・チェンマイ動物園のパンダたちにも現地名が存在するそうです。
タイ在住の「のりこ」さんから教えていただきました。以下の通り。
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※お父さんパンダの「創創」チュアンチュアンのタイ名は、
「テーワン」(theewan)意味は「神」。
※お母さんパンダ「林惠」リンフイのタイ名は、
「テーウィー」(theewii)、意味は「女神、女王、天后」。
(ただし、現場のスタッフは、リンフイの事は、そのまま
「リンフイ」と呼んでいたそうです)
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●蛇足ですが、
本日、8月19日は、サンディエゴ動物園で暮らしていた「美生」の
6歳の誕生日ですね!中国で元気に暮らしているのでしょうか〜

posted by パンダ所長 at 14:30| Comment(0) | TrackBack(0) | オーストリア・ウィーン
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